歌詞:Multiple Personality


去りゆく君の背を
追いかけることもなく
ただその時を
静かに過ぎるのを待った

真実を受け入れるには余りに幼すぎるのに
全て忘れるには大人になり過ぎていた


青い海を見て
君を思い出すよ
時々でいいの会いに来てほしいの
もう君の顔が霞んで思い出せない

去りゆく君の背を
追いかけはしないよ
ただその時が過ぎるのを悔んだ

目の前にある現実はあまりにも残酷だから
僕は逃げるようにして君に逃げこみだした


蒼いを空を見ては
君が顔をだす
でも君が一体だれかがわからない
だって君は初めから存在しないの



また明日なんて
どうして笑ってる?
君のいない世界
そんなの当たり前
君と僕は同じ人間だからね




story:Multiple Personality


貴女は私に背を向けた
僕はそれを追いかけることもせずにただ見送った
静かに・・静かに・・貴女は消えていく


真実はとても残酷で、忘れてしまうことなど今の僕には到底できない

青い海を見て、貴女を思い出す
僕の深層心理、海の中に浮かぶ貴女を

完全に消えないで欲しい
でも、貴女が誰だったのか、今となってはよくわからなくなっている


貴女が消えていくのを阻止しようとはしません
ただ、こんな事態になったことを悔やんでも悔やみきれない

目の前の現実は僕には耐え切れなくて
だから僕は、貴女にしがみつくしかなかった。
逃げるしかなかった
何処から?
現実から


蒼い空を仰ぐ
僕の中の君が微笑みかけているのがわかる

嗚呼まだいたんだね
でも消えてしまわないで欲しいとも思う
矛盾
貴女が何なのかわからないままなのにね


また明日!
なんて
どうして笑いかけてくれるんだろう

明日になれば貴女はいない
でもそれが本来のカタチで
だって
貴女は
僕自身なのだから・・・

僕自身・・・
僕そのものが救われる日は・・・
来るのでしょうか?